闘人魔境伝ヘラクレスの栄光

アクション系やシューティング系といった、指を動かすゲームと違って、頭を使うことを前提とした作りのRPG(ロープレイングゲーム)はアクションゲームが苦手な人はもちろん、その手のゲームが得意な人も、次第にRPGの魅力に惹かれるようになります。
そして、かの「ドラクエⅡ」の大ヒットは、RPGブームのきっかけになるのですが・・「ドラクエⅡ」の大人気を目の当たりにした各ゲームメーカーが、今後はRPGというジャンルがユーザーの人気を得るに違いない!という考えに至るというわけです。
現在でも続編が発売されている『女神転生』や『ファイナルファンタジー』など、各メーカーさん独自の要素を盛り込んだ、様々なRPGが誕生した中に『ヘラクレスの栄光』もあったのです。

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『闘人魔境伝ヘラクレスの栄光』は「ヘラクレスの栄光」として、これ以後もシリーズ化されていくのですが、当時はドラゴンクエストのパクリと言われていたそうです。
情報雑誌に載せられていた開発段階でのゲーム画面は、ドラクエⅠとほぼ同じだったのです。
戦闘画面はもちろん、フィールド画面までドラクエⅠに似せてあったので、さすがにマズいと思ったのか・・数度にわたる発売延期の中で、ゲーム独自の要素が追加されたとか。
その結果、製品版の内容と画面は開発版と大幅に異なるものでしたが、これによって独自のシステムができ上がったわけなんですね。
その頃には、本家のドラクエは「Ⅱ」がリリースされていたのですが、たしかに「Ⅰ」や同時期の作品の「桃太郎伝説」と比べても不親切な作りだったと今では感じます。

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しかし、フィールドの中に町の画面が存在していて切り替わることがなかったり、店や神殿に入った時に顔グラフィックが出るところが当時は新鮮で、武器や防具の耐久力があったり武器の片手持ちと両手持ちのシステムなどのオリジナル要素は「ファイナルファンタジー」や「ファイアーエムブレム」も採用しているので、後のRPGに大きな影響を与えたといえます。

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問題はストーリーの進行の謎解きの部分で、重要キャラクターと会話しないと発生しないイベントフラグが多く存在し、それが分からないと行き詰る感じでした。
港の場所が分からなかったり、絹の手綱を普通にフィールドを歩いてる兵士が持ってるなど、情報が乱立しすぎたり的を得てない会話が多かったのです。
ボスと「はなす」をしても、全く意味のない会話もありましたし。(笑)

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とりあえず、「鍛冶屋」のへパイトスと「旅のつばさ」は必須です。
鍛冶屋は雇うことでアイテムとして同行したことになるので、「旅のつばさ」は人参を持った状態で「ペルテホース」を見つけて倒せば手に入ります。
ちなみにこのゲームは、パスワードで再開した場合は一度手に入れたアイテムがまた復活しているので(倒したボスも復活します)再度手に入れることができます。仮に間違えて捨ててしまった場合も安心ですね。
あとは、「薬」と「いのちの水」は常備したいですね。
終盤は、「破邪の剣」と「シーザーの盾」と「魔法の鎧」があれば、魔法の代わりといわれる「ひむろのうつや」や「杖」「玉」などは必要ありません。自分は、ゼウスの盾以外は最強といわれるゼウス装備を手に入れずにクリアしましたので。片手持ちで最後まで行けます。
ザコ敵は、「死神」などの「がいこつ」系に気をつけましょう。

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何だかんだ言っても個人的には思い入れの深いゲームなので、お気に入りのゲームです。
とくに、続編のスーパーファミコンで発売される「Ⅲ」と「Ⅳ」は一度はプレイした方がいい名作です。
また、続編でないかなぁ~。

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ファミコン

ファミリーコンピュータとは「任天堂」が発売した家庭用の8ビットゲーム機で、略して「ファミコン」といわれています。
日本において広く一般に普及した初の家庭用ゲーム機で、「スーパーマリオブラザーズ」シリーズや「ドラゴンクエスト」シリーズなどの人気作が数多く発売されたことなどから、社会現象を起こすほどのブームになりました。



スーパーファミコン

ファミリーコンピュータの後継機として発売された16ビットのゲーム機。
回転・拡大・縮小の表示が可能になるなど、グラフィック・サウンドの表現などが格段に向上し、アーケードの人気作をアレンジして移植することも可能に。 「ドラクエ」「ファイナルファンタジー」の続編など、ファミコンのシェアを継ぎ大ヒットした名機。
正式名称は「スーパーファミコン」。


PCエンジン

任天堂のファミリーコンピュータが発売され数年が経過し、ハドソンとNECと組んで開発した16BITマシン。
ファミコンやセガ・マークIIIと競合し、後にスーパーファミコンやメガドライブとも競合した名機。
ファミコンでは不可能だったアーケードゲームの人気タイトルが続々と移植され、アクションやシューテイングの名作が多い。 PCエンジンの周辺機器である『CD-ROM2』は、高価ながら他のメーカーに先駆けてCD-ROMを採用した家庭用ゲーム機として世界で初めてのハード。




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